首都高速道路は首都圏と全国を結ぶ交通・物流の中枢として、経済インフラの大動脈を担い、川崎の経済活動や市民生活に多大な影響を与えている。
また、高速道路網は、羽田空港再拡張などの基盤整備と広域的・一体的に拡充される必要があり、連携強化による相乗効果が、時間・コスト削減の効率向上に結びつくものと期待される。
ついては、道路特定財源の一般財源化にあたっては、納税者へのサービス還元や高速道路ネットワークの有効活用等が図られるために、以下について国、首都高速道路鞄凾ノ対しては要望活動をしているが、県においても支援等をお願いしたい。
- 利用者負担を軽減し高速道路ネットワークの有効活用を図るため、首都高速道路の上限料金・下限料金を引き下げ、利用しやすい料金体系を実現すること。
- 首都高速道路の料金圏境に位置する川崎市の特異な地域性を考慮し、通過交通や短距離利用者の高速道路への転換促進のため、特定料金区間の拡大や新たな乗継割引を導入すること。
- 首都高速道路における大口・多頻度割引の導入、環境ロードプライシングならびに料金割引社会実験など各種割引制度等の拡充を図ること。
- 以上の料金施策の実現にあたっては、環境改善や地域の活性化等、その受益が広く社会全体にも及び、さらに燃料価格急騰への緊急対策として、速やかに実施すること。
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